ロサンゼルス動物園 / Los Angeles Zoo
ロサンゼルスにはたくさんの観光スポットがありますが、その中でも家族連れからカップル、動物好きまで幅広く楽しめるのが「ロサンゼルス動物園(Los Angeles Zoo)」です。
今回は、実際に足を運んでみた体験をもとに、園内の見どころやアクセス情報、注目ポイントをたっぷりご紹介します!
ロサンゼルス動物園ってどんな場所?
ロサンゼルス動物園は、グリフィスパークの北部に位置し、1966年に開園したロサンゼルス市立の動物園です。133エーカーの広大な敷地の中には、約270種・1,700頭以上の動物が暮らしており、その中には絶滅危惧種も多数含まれています。
また、ここは「植物園」としての顔も持ち、約800種・7,000本以上の植物が美しく管理されています。動物と自然が融合した空間で、ゆったりとした時間が流れます。
MAP
広大なロサンゼルス動物園では、マップを活用することで「効率よく・快適に・見逃しなく」園内を楽しむことができます。お気に入りの動物の居場所を把握したり、思わぬ発見をスムーズに楽しむためにも、来園前にはマップをチェックして、素敵な一日を計画してみてくださいね。
ロサンゼルス動物園公式サイトでPDF版を事前ダウンロード可能
→ Los Angeles Zoo Official Map(外部リンク)
園内の見どころエリア紹介
Entry Pronade
Entry Promenadeは、動物園の入園ゲートを抜けてすぐに広がるメインの歩道エリアで、「動物園の玄関口」とも言える存在です。左右に美しい植栽や彫刻が配置され、自然と都市が融合した雰囲気を感じさせてくれます。
Children’s Zoo
Children’s Zooは、動物との距離をぐっと近くに感じられる、体験型エリアです。展示や遊びの要素を取り入れながら、子どもたちが五感を使って学び、楽しめるようにデザインされています。Children’s Zooのハイライトとも言えるのが「Muriel’s Ranch」。ここではヤギや羊たちと直接ふれあうことができ、ブラッシングをしたり、優しくなでたり、写真を撮ったりと、思い出に残る時間を過ごせます。
Aviary
「Aviary」とは大きな鳥かごや鳥舎のことで、ロサンゼルス動物園では主にウォークスルー型の展示スタイルを採用。来園者が歩きながら、柵越しではなく“同じ空間”の中で鳥たちを観察できるのが大きな魅力です。
Rainforest of The Americas
このエリアは、自然の植生や湿度の高い環境を意識して作られており、ジャングルのような雰囲気に包まれています。道は緩やかにカーブしており、先の見えないワクワク感を演出。展示エリアごとに空気感が変わるため、歩くだけでも冒険しているような楽しさがあります。
South America
このエリアは、アマゾン川流域の熱帯雨林や、パンタナル湿地、アンデス山脈のふもとなど、南アメリカ大陸の多様な環境をテーマにしています。各動物の生息地がしっかりと再現されており、動物たちの自然な行動が観察できるのが特徴です。
World Birds Show
「World Birds Show」は屋外の専用ステージで定期的に開催されています。観客席は階段状になっており、どの席からでも鳥たちの飛行シーンをしっかり見られるように設計されています。
Treetops
ちょっと一息つけるような自然豊かなエリアが「Treetops(ツリートップス)」です。名前の通り、木々に囲まれた高台のような場所で、まるでジャングルの木の上を歩いているような感覚を楽しめる、隠れた癒しスポットです。
Asia
広大な展示スペースに、東南アジアやインド、中国などに生息する野生動物たちが再現された自然風景の中で暮らしています。アジア特有の豊かな自然とともに、その土地に生きる動物たちの力強さや優美さに触れられるスポットです。
Play Park
Play Parkは、ロサンゼルス動物園内にある大型の屋外プレイグラウンド。対象年齢は主に2歳〜12歳程度で、柔らかいクッション素材の床や日よけが設置されており、安全面にも配慮されています。動物園内を歩き回ってちょっと疲れた時や、子どもたちがエネルギーを発散したいときに最適なスポットです。
Elephants of Asia
ここでは、壮大なスケールの屋外展示場で、絶滅危惧種であるアジアゾウたちがのびのびと暮らしており、その生活の様子を間近で観察することができます。
Africa
「Africa(アフリカ)」エリアは、サバンナの広大な自然をテーマにした展示ゾーンで、ライオンやキリン、シマウマなどアフリカ大陸を代表する動物たちがのびのびと暮らしています。動物園にいながら、まるで本場アフリカのサファリに足を踏み入れたかのような気分を味わえるのが魅力です。
Orangutan Gorilla
このエリアは、オランウータンとゴリラがそれぞれの自然環境を再現した広々とした屋内外の展示場に分かれています。
Drylands
このエリアでは、砂漠の厳しい気候条件に対応して進化した動物たちが暮らしています。乾燥した土地に適応した珍しい鳥類、哺乳類などが展示されており、普段なかなか見ることができない種類にも出会えます。
Australia
「Australia(オーストラリア)」エリアは、オーストラリア大陸特有のユニークな動物たちを集めたゾーン。コアラやカンガルーなど南半球の不思議な生き物に出会える、家族連れにも人気のエリアです。
The Lair
「Lair」は英語で「巣穴」や「隠れ家」という意味。その名の通り、この施設では岩肌や木の根、洞窟の隙間など、野生で彼らが実際に身を潜めるような環境をリアルに再現。来園者は、自然の中で彼らを“発見”する感覚で観察できます。
冷房が効いた室内施設なので、暑い日にはちょっとした休憩スポットとしても人気です。
レストラン
ロサンゼルス動物園を1日かけて楽しむには、途中での食事や休憩も大切なポイント。動物園内には家族連れにも嬉しいレストランやカフェ、スナックスタンドが点在しており、子どもから大人まで満足できる食事や軽食が楽しめます。
ギフトショップ
ロサンゼルス動物園を訪れた思い出を、カタチに残したい。そんな方におすすめなのが、園内にあるギフトショップです。子どもから大人まで楽しめる商品が揃っていて、動物園での一日を締めくくるのにぴったりの場所。
ロサンゼルス動物園 への入場情報
- 営業時間:9:00~17:00(イベント時は変更あり)
- 入場料:(変更の可能性あり)
- Adult (Ages 13-61) 22ドル
- Senior (Ages 62+) 19ドル(変更の可能性あり)
Child (Ages 2-12)17ドル
Infant (0-23 months) 0ドル
チケット購入 HP : https://lazoo.org/plan-your-visit/reservations/
まとめ
ロサンゼルス動物園は、動物とのふれあいや自然の美しさをたっぷり楽しめる場所です。派手なアトラクションはありませんが、そのぶん静かで落ち着いた時間を過ごすことができるのが魅力。特に小さなお子さんを連れたファミリーにはぴったりのスポットです。
ロサンゼルス観光の合間に、ちょっと足をのばして“動物たちの楽園”に癒されてみてはいかがでしょうか?
ロサンゼルス動物園 / Los Angeles Zoo
Address : 5333 Zoo Dr, Los Angeles, CA 90027
HP : https://lazoo.org/
Yelp : https://www.yelp.com/biz/los-angeles-zoo-and-botanical-garden-los-angeles