マリブ・ヒンドゥー寺院 / Malibu Hindu Temple
カリフォルニア州マリブ近郊にあるカラバサス市にあるマリブ・ヒンドゥー寺院を訪れました。この寺院は、南インド様式の美しい寺院で、ヴェンカテーシュワラ ( Venkateshwara ) 神を祀っています。
寺院
寺院に到着すると、まずその美しさに圧倒されました。入口には、華麗なゴープラム(門塔)がそびえ立ち、訪れる人々を歓迎していました。。白い大理石には寺院の外壁には、精巧な彫刻が施されており、カリフォルニアの青い空と緑豊かな山々によく映えていました。
ゴープラムは、ヒンドゥー教寺院の入り口に建てられる門です。マリブ・ヒンドゥー寺院のゴープラムは、特に美しく、多くの彫刻で飾られています
寺院に入るには、適切な服装、靴を脱ぐなどルールがありますのでご注意ください。
食堂
寺院には食堂も完備されており、テントが張られているところで食事を楽しむことができます。
メニューも豊富
Prasadam(プラサダム):
ヒンドゥー教や仏教の宗教儀式で提供される聖なる食物のことを指します。
Ladoo (ラドゥ):
インドや南アジアの伝統的なスイーツの一種で、多くの祭りや祝い事、特に宗教的な儀式においてよく見られます。
Bisi Bele Bath(ビシベレバス):
南インドのカルナータカ州の伝統的な料理で、特にベンガルール(バンガロール)で人気があります。この料理は、米とレンズ豆(トゥール・ダール)を香辛料と野菜と一緒に煮込んで作られる、スパイシーで風味豊かな一品です。「ビシベレバス」はカンナダ語で「熱いレンズ豆のご飯」という意味です。
Curd Rice(カード・ライス):
インドの伝統的な料理で、主にタミル・ナードゥ州やカルナータカ州で広く食べられています。この料理は、炊いたご飯とヨーグルトを混ぜ合わせ、シンプルなスパイスや調味料で味付けしたものです。特に暑い気候の中で消化を助け、涼を取るための一品として重宝されています。
Aloo Bonda(アロー・ボンダ):
インドの人気スナックの一つで、特に南インドでよく見られます。アロー(Aloo)はヒンディー語で「ジャガイモ」を意味し、ボンダ(Bonda)は丸い形状の揚げ物を指します。アロー・ボンダはスパイシーなジャガイモのフィリングをグラム粉(ベサン)で包んで揚げたもので、風味豊かで食欲をそそるスナックです。
Jumbo Samosa(ジャンボ・サモサ):
インド料理の代表的なスナックで、サモサは三角形または錐形のパティにスパイシーなフィリングを詰めて揚げたものです。
Paneer Pakora(パニール・パコラ):
インドの人気スナックの一つで、特にティータイムやパーティーでよく提供されます。パニールはインドのフレッシュチーズで、このチーズをスパイシーなグラム粉(ベサン)でコーティングして揚げたものがパニール・パコラです。
Dilpasand Samosa(ディルパサンド・サモサ):
通常のサモサとは一味違うユニークなバリエーションです。「ディルパサンド」は、ヒンディー語で「心を喜ばせる」という意味で、その名の通り、このサモサは特別なフィリングや形状で作られ、味わい深く魅力的な一品です。ディルパサンド・サモサは地域によって異なるバリエーションがあり、甘いフィリングや特別なスパイスミックスが使用されることが多いです。
Ghee Dosa(ギー・ドーサ):
南インドの伝統的な料理であるドーサの一種です。ドーサは、米とウラド・ダール(黒レンズ豆)を発酵させた生地で作られる薄くてカリカリのパンケーキのようなものです。ギー・ドーサは、ドーサを焼く際にギー(澄ましバター)をたっぷりと使うことで風味豊かでリッチな味わいを楽しめます。
Podi Dosa(ポディ・ドーサ):
南インドの伝統的なドーサに特別なスパイスミックスである「ポディ」(Podi)を振りかけたバリエーションです。「ポディ」は、乾燥したスパイスやレンズ豆を挽いて作る香ばしいパウダーで、ドーサに独特の風味とスパイシーさを加えます。ポディ・ドーサは、朝食や軽食として人気があります。
Sambar(サンバール):
サンバールは、南インドのスープやシチューのような料理であり、レンズ豆(トゥーヴァル・ダール)をベースに野菜やスパイスを加えて煮込んだものです。
Peanut Chutney(ピーナッツ・チャツネ):
ピーナッツチャツネは、ピーナッツをベースにしたスパイシーなディップで、南インドの多くの料理で使用されます。ピーナッツの風味とスパイスのバランスが特徴です。
Uttapam(ウッタパム):
南インドの伝統的な料理であり、ドーサと同じく発酵させた米とウラド・ダール(黒レンズ豆)の生地を使いますが、形状や調理方法が異なります。ウッタパムは、厚めのパンケーキ状の料理で、具材を生地に混ぜ込んで焼き上げます。
Gulab Jamun(グラブ・ジャムン):
インドや周辺の国々で広く愛される伝統的なデザートです。特にインドの祝祭や特別な機会で提供されることが多く、甘くて柔らかなテクスチャーが特徴です。「世界一甘い菓子」と称され、ラスグッラと並ぶインドの代表的なデザートです。
Rasamalai(ラサマライ):
インドの伝統的なデザートであり、特にベンガル地方の菓子として知られています。豊かなミルクベースのデザートであり、特に祝祭や特別な機会で人気があります。
モンガ・ダル・ハルワ(Moong Dal Halwa):
インドの伝統的なデザートであり、特に北インドで人気があります。モンガ・ダル(緑豆)を使ったこのハルワは、豊かで甘い味わいが特徴です。
Idli(イドリ):
南インド発祥の人気のある蒸しパンで、主に朝食として食べられますが、時にはランチや夕食にも食べられます。この料理は、南インドだけでなく全国的に広く愛されており、世界中のインド料理レストランでも見かけることができます。
Medu Vada(メドゥ・ヴァダ):
南インドの伝統的な揚げパンであり、特に朝食や軽食として人気があります。この料理は、クリスピーで外側がこんがり、中は柔らかくてふわふわした食感が特徴です。
Poori(プーリ):
南アジア(特にインドやパキスタン)で人気のある揚げパンです。これは、小麦粉を主な材料として、揚げ油で膨らませて調理されます。プーリは、朝食やランチ、祝祭など様々な場面で食べられます。
メニュー HP : https://malibuhindutemplela.org/food-service/
いざ、喫食
窓口カウンターに並びオーダーします。商品が出来上がると、名前が呼ばれるのでカウンターで受け取ります。セルフサービス方式です。
今回、ギードーサとマンゴラッシーを注文。20分ほど待って料理が出来上がりました。
ドーサはディップソースにつけて食べます。フォークも用意されていますが、手でちぎって食べてました。カリッとしており、風味がよく非常に美味しかったです。
まとめ
マリブ・ヒンドゥー寺院への入場料は無料です。また小規模ですので15分ほどで見物できますので、食堂での食事もプランに入れて観光するとより楽しめる場所となるでしょう。
また、携帯の電波が入らないので、インド料理に詳しくない場合、食事のメニュー内容は事前に調べておいた方が食べたい食事をオーダーできるのでより楽しめて良いでしょう。
ぜひ、マリブの美しい自然と共にこの神聖な寺院を訪れてみてください。心と体をリフレッシュできる素晴らしい体験が待っています。
マリブ・ヒンドゥー寺院 / Malibu Hindu Temple
Address : 1600 Las Virgenes Canyon Rd, Calabasas, CA 91302
HP : https://www.malibuhindutemple.org/
Yelp : https://www.yelp.com/biz/malibu-hindu-temple-calabasas